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更新日:2022年5月9日
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宮之城島津家第16代長丸公の肖像画で、鹿児島市出身の洋画家藤島武二によって描かれた油絵です。長丸は明治4年に生まれ、翌年には15代久治の家督を継ぎ、明治30年には華族に列せられ、明治34年には貴族院議員になりました。この画は、明治35年(1902)の制作ではないかといわれています。 |
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明治初年の廃仏毀釈の難から逃れた歴史的価値が高い貴重な物です。金山にあった臨済宗安養院年行寺にあったもので、宝暦10年(1760)琉僧智璨ほか信者10人が施主となり補修したとあります。明治初年の廃物のため焼失されようとしたものを検視役人に宿主平某が釈迦誕生仏と共に懇請、譲り受け、秘匿し守ってきました。現在は、泉福寺6代住職浄音師が譲り受け、大正10年に2回目の補修をし、大切に保存されています。 |
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