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土砂災害・台風災害に備えて

更新日:2023年05月17日

大雨災害に備えて

大雨災害から生命・財産を守るため、次の点に心がけましょう。

災害の危険がある地域の把握

隣近所の方々と、住んでいる土地の特徴などや過去の災害についてふだんから話し合うことも大切です。

大雨が差し迫ると

防災気象情報は、テレビ・ラジオなどで伝えられるとともに、県などをとおして市町村長へも伝えられます。市町村長は、災害の危険が迫った地域の住民に対して避難指示を発令します(緊急の場合、現場の警察官が行う場合もあります)。

大雨時の注意点

  1. 常に最新の防災気象情報に注意
  2. 危険な場所に近づかない
  3. 危険を感じたらすぐ避難

避難とその準備

「避難指示」を受けた場合は、早めの行動が大切です。

大雨や浸水の中での避難は、大変危険で困難です。停電で暗闇となることも多く、いつもと同じように行動することはできません。まわりに危険な所がなくコンクリートなどの堅固な2階以上のつくりであれば高階に避難しましょう。

災害時の逃げ道など、事前に家族で話し合いましょう。災害時には普段通る道が通れない場合もあります。避難経路はいくつか検討しておきましょう。

三人家族がハザードマップを見ながら災害時の避難場所について話し合っているイラスト
雨具を着用した男性と子供が大雨の中、反乱間近の河川の横を避難している様子のイラスト

土砂災害に備えて

土砂災害の形態

がけ崩れ

崖の斜面が崩れ落ち、崖下の住居が崩れた斜面に飲み込まれているイラスト

長雨や豪雨、地震などにより、斜面が急に崩れ落ちる現象。

前兆現象
  • がけから水が湧き出してくる。
  • がけに亀裂が入る。
  • がけから小石がパラパラ落ちてくる。
  • がけから木の根が切れる等の異様な音がする。

土石流

土石流が山間を通ってふもとの住居を飲み込んでいるイラスト

山腹や渓床に、崩落、堆積した土砂や岩石によってせき止められて水かさを増した川の水が、それらの堆積物を一気に押し流す現象。

斜面を崩落する土砂や岩石が多量の水とともに流動性を帯びて下流に流れる現象。

前兆現象
  • ​​​​​​山鳴りがする。
  • 雨が降り続いているのに川の水位が下がる。
  • 川の水が急に濁ったり、流木が混ざり始める。
  • 腐った土の臭いがする。

地すべり

山の真ん中がふもとに向かって地すべりを起こし、住居を飲み込んでいるイラスト

地下水などが粘土のようなすべりやすい地層にしみ込んだ影響で地面が動き出す現象。斜面崩壊とは山崩れ、がけ崩れ、落石などを総称した言い方です。

前兆現象
  • 沢や井戸の水が濁る。
  • 地面にひび割れができる。
  • 斜面から水が噴き出す。
  • 家や塀などに亀裂が入る。
  • 家や塀、樹木や電柱が傾く。

日頃からの備え

危険個所を把握しておく

お住まいの場所が土砂災害の危険性のある区域であるかを確認しましょう。

避難所や避難経路を確認しておく

最寄りの指定避難所や避難経路を事前に確認しておくことも、緊急時に冷静な行動をとるための第一歩です。

指定避難所は、災害の種別ごとに区分けしています。災害の内容によっては利用できない場合がありますのでご注意ください。

台風災害に備えて

台風は毎年のように日本へ来襲します。台風のもたらす災害はきわめて甚大ですが、被害を軽減することや未然に防ぐことは可能です。
「台風接近」の情報を得た場合は、台風に備える心構えを再確認して下さい。

台風が来る前に

家の外の備え

大雨の中、男性が窓に板を打ち付けているイラスト
  • 窓や雨戸の状態を確認する。
  • テレビアンテナ、庭木、塀などを補強する。
  • 側溝や排水口の状態を確認する。
  • 飛ぶような物を固定、または格納する。

家の中の備え

家の中で、台風に備えテレビやラジオで情報収集をしている男女2人のイラスト
  • 非常用品を確認する。
  • 飛来物の飛び込みに備える。
  • 断水に備える。
  • 避難場所と危険箇所の確認。
  • 指定避難場所への避難経路を確認する。
  • 家の周りの危険箇所を再確認する。

関連リンク

町防災行政無線を通じて行う災害情報のほか、管内の火災速報について、携帯電話にメール配信します。

各機関のホームページにリンクします。

台風や豪雨など災害時の人的被害を未然に防ぐため、山地災害の恐れのある「山地災害危険地区」の地図を掲載いたします。

この記事に関するお問い合わせ先


さつま町役場 総務課 危機管理係

〒895-1803
鹿児島県薩摩郡さつま町宮之城屋地1565番地2
電話番号:0996-24-8913
ファックス:0996-52-3514
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