さつま町自殺対策
令和5年度いのち支える対策強化月間
国では、毎年3月を自殺対策強化月間とし、啓発活動を推進しています。また、各種相談窓口の開設等も行っています。
本町では、3月を「いのち支える対策強化月間」とし、昨年度に引き続き関係機関への啓発物の配布や、町内図書館への啓発コーナー設置依頼、本庁町民ホールでの啓発コーナーの設置等を行っています。
町民ホールでの啓発コーナーには、子どもから高齢者までそれぞれに向けたパンフレット等を配置し、相談先情報などが気軽に取れるようにしています。読みもの等もありますので、本庁にお立ち寄りの際はぜひご覧ください。
気候変動や世界情勢など日々の生活を取り巻く不安が多い状況が続いています。まずは自分を大切にし、時には周囲を見まわし、声を掛け合うなどお互いを思いやりましょう。
鹿児島県相談窓口リーフレット (PDFファイル: 684.4KB)
令和5年度自殺予防週間(9月10日~9月16日)
昨今、新型コロナウイルス流行の影響もあり、日々の生活に不安を感じる方も多いのではないかと言われています。
ひとりで悩みを抱え込まずに、まずはご家族やご友人、職場の同僚など、身近な人に相談してみてください。また、電話相談窓口等もあります。
周りの人が悩んでいることに気づいたら、一歩勇気を出して声をかけてみることも大切です。
相談先電話番号
- こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556
- よりそいホットライン:0120-279-338(365日、24時間)
- チャイルドライン(18歳以下):0120-99-7777(お盆、年末年始を除く16時~21時)
SNS
こころのほっとチャット(SNS相談) 悩み相談と心の対話の場所(NPO法人東京メンタルヘルス・スクエアのサイト)
こころのほっとチャット(LINE)
関連サイト
子供(こども)のSOSの相談窓口(そうだんまどぐち)(文部科学省のサイト)
自殺に関する事実
自殺で亡くなる方は減少傾向にありますが、日本では依然として2万1,081人(厚生労働省令和5年版自殺対策白書より「令和4年の状況」)、交通事故による死亡者の約6倍の方が亡くなっています。
自殺は、背景に複数の要因が発生し、一つひとつの解決が困難になった末に、追い詰められて起こるものです。亡くなる直前の多くの方は、うつ病を患っていたことがわかっています。
あなたの身近に、悩みや問題を抱えて辛い思いをしている人はいませんか。
国の状況
日本の自殺者数は1998年に3万人を超え、それ以降高い水準で推移してきました。2015年以降はようやく以前の水準まで落ち着いてきました。
年間の自殺者数から換算すると、1日の自殺者数は約57人の計算になります。また、交通事故による死亡者数の6倍以上にのぼります。
10~39歳の各年代の死因の第1位は自殺です。先進国(G7)では日本だけとなっています。
特徴
男性が約7割を占めています。女性の自殺者数については、令和2年より3年連続増加しています。
年齢は中高年の人が多い傾向にありますが、令和2年、3年は特に女性の10歳~29歳が大きく増加しました。
職業は、無職者が全体の55.4%を占め最も多く、次いで被雇用者・勤め人が31.9%で多くなっています。
国の自殺対策
2006年に「自殺対策基本法」が制定されました。(2016年に改正)
2007年に「自殺総合対策大綱」が閣議決定されました。(2022年に改正)
地域で学校や医療機関を含めた関係機関との連携・協力、人材の確保や計画づくりが求められるようになりました。
あなたの「こころ」の状態はいかがですか?
最近のあなたのご様子についてお伺いします。次の質問を読んで、‘はい’‘いいえ’のうち、あてはまる方にチェックをつけてください。
1 | 毎日の生活が充実していますか | はい | いいえ |
---|---|---|---|
2 | これまで楽しんでやれていたことが、今も楽しんでできていますか | はい | いいえ |
3 | 以前は楽にできていたことが、今ではおっくうに感じられますか | はい | いいえ |
4 | 自分は役に立つ人間だと感じることができますか | はい | いいえ |
5 | わけもなく疲れたような感じがしますか | はい | いいえ |
6 | 死について何度も考えることがありますか | はい | いいえ |
7 | 気分がひどく落ち込んで、自殺について考えることがありますか | はい | いいえ |
8 | 最近(ここ2週間)ひどく困ったことや辛いと思ったことがありますか | はい | いいえ |
「はい」が《1~5》の項目で2つ以上、《6~8》の項目で1つ以上該当すれば、医師などの専門家に相談してください。
(出典:大野裕「うつ状態のスクリーニングとその転機としての自殺予防システム構築に関する研究」報告書より)
この記事に関するお問い合わせ先
さつま町役場 ほけん福祉課 健康増進係
〒895-1803
鹿児島県薩摩郡さつま町宮之城屋地1565番地2
電話番号:0996-24-8933
ファックス:0996-52-3514
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更新日:2024年03月15日