農薬散布の注意点について

更新日:2023年03月22日

学校、公園、街路樹及び住宅地に近接する農地等において、水稲など各種作物への農薬(殺虫剤・雑菌剤・除草剤など)を散布する際には、風速や風向に注意し、農薬の飛散(ドリフト)を原因とする住民等への健康被害が生じることないよう注意してください。

農薬散布の実施に関する情報提供

農薬散布の実施区域及びその周辺に学校、病院等の公共施設、家屋、蜜蜂の巣箱、有機農業が行われているほ場等がある場合には、危被害防止対策として、当該施設の管理者および利用者、居住者、養蜂家、有機農業に取り組む農家等へ十分な周知を行いましょう。

周知内容

  • 散布日時
  • 農薬を使用する目的
  • 使用農薬の種類
  • 農薬散布者の連絡先

天候等の事情により散布の日時等に変更が生じる場合は、随時、変更に係る事項について情報提供を行いましょう。

農薬散布時の飛散(ドリフト)防止対策

  • 風向きに注意し、風の強い時には散布しないようにしましょう。(できるだけ風のない時に散布し、原則として風速一秒あたり3メートル(木の葉が揺れる、顔に風を感じる、風見が動き出す程度の風)以上では散布しないでください。)
  • できるだけ作物に近い位置から、散布圧力を抑えて、作物だけにかかるよう散布しましょう。
  • 圃場の端での散布向き等に十分注意しましょう。
  • 細かすぎる散布粒子のノズルは使わないようにしましょう。(ドリフト低減型ノズル等を利用する。)
  • 適期防除を行い、耕種的防除や物理的防除等も組み合わせ、散布量や散布回数の低減を図りましょう。

関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先


さつま町役場 農林課 農政係

〒895-1803
鹿児島県薩摩郡さつま町宮之城屋地1565番地2
電話番号:0996-24-8942
ファックス:0996-52-3514
メールフォームによるお問い合わせ