あなたやあなたの大切な人は知っていますか?アダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス問題」
「その契約大丈夫?そのアルバイト大丈夫?」
「モデル・アイドルになりませんか?」と声をかけられた。「高収入アルバイト」に応募した。
その後、聞いていない・同意していない、性的な行為等の「写真」や「動画」の撮影をされたり、性暴力やストーカー等の被害を受けた。
主に大都市において、若い女性が性的な被害を受ける問題が発生しています。
アダルトビデオ(AV)への出演強要とは
若年層の女性が「モデル・アイドルになりませんか?」と声をかけられ、契約後、アダルトビデオに出演するよう言われます。断ろうとすると高額な違約金を請求されたり「親等にばらす」など言われ、本人の意に反して出演を強要されることです。
出演強要に至る経緯
- スカウトから勧誘を受ける際やプロダクションとの契約の際、アダルトビデオへの出演があると説明を受けていない。
- 契約書等をよく読む時間を与えられない。控えもない。
- 断ろうとしても長時間説得され、高額の違約金の請求や実家・学校に話すなど言われ断りきれない。
- 1度出演すると更に断りきれなくなる。
- 映像が本人の意に反して繰り返し使用・流通される。
「JKビジネス」とは
女子高生(JK)など、児童の性を売り物とする営業で、健全な営業を装いながら、次第にエスカレートし、性的なサービスを提供させるものが存在します。大都市を中心に「散歩」等多様な形態があります。
「JKビジネス」の危険性
- 気軽にお金を稼ぐことができると思わせる方法で勧誘。
- 児童が危険性を十分認識しないまま接近する。
- 重大な性被害等につながる。
- 性に関する判断力の低下、金銭感覚の欠如を招く。
- 個人情報流出やトラブルの原因となる。
あなたやあなたの大切な人が被害に遭わないために
近年、児童が性的な被害に遭う問題などが発生しており、若年層の女性に対する性的な暴力に係る問題は深刻な状況にあります。
特に年度当初は、進学、就職等に伴い若者の生活環境が大きく変わる時期であり、こうした被害に遭うリスクが高まることも予想されることから、内閣府男女共同参画局は平成29年4月を「AV出演強要・『JKビジネス』等被害防止月間」と位置づけ、政府一体となって必要な取組を緊急かつ集中的に実施しました。
その結果に基づき、今後の対策を関係府省において進めることとしています。
詳しくは、内閣府男女共同参画局ホームページをご覧ください。

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更新日:2023年03月22日