有害鳥獣対策事業補助金について(町単独事業)

更新日:2024年04月01日

鳥獣による農林産物被害に早急に対応するため、農業者の購入する防護柵(電気柵・ワイヤーメッシュ柵・金網柵・ネット柵等)について、予算の範囲内で助成します。

申請前に購入されたものは、補助金の対象になりません。

補助対象・要件

  1. 柵を設置する面積が、概ね1,000平方メートル以上であること
  2. 販売用の作物を生産していること(飼料作物については、畜産農家への供給を行っていること)
  3. さつま町内に住所を有する者
  4. 町税等の滞納がないこと

補助率

購入金額の3分の1以内とし、1,000円未満切り捨て(ただし上限額は以下のとおり)

上限額
対象鳥獣 線長(外周) 上限額
シカ用 1,000mまで 70,000円
シカ用 1,000m超1,500mまで 100,000円
シカ用 1,500m超 300,000円
イノシシ用 1,000mまで 30,000円
イノシシ用 1,000m超 50,000円

 

申請方法

事前にお問い合わせの上、印鑑と購入される防護柵の見積書を持参し、最寄りの窓口へ申請してください。

申請窓口

  • 本庁:農林課農政係(別館1階)
  • 鶴田支所:農林係
  • 薩案支所:農林係

申請書

電気柵を設置する際、安全確保のための遵守事項

  • 適当な間隔で危険である旨の表示(子どもが読めるように「ひらがな」を含める)を目立つ箇所に複数設置すること
  • 30ボルト以上の電源(家庭用コンセントの交流100ボルト等)から供給するときは、電気用品安全法(昭和36年法律第234号)の適用を受ける電源装置(電気用品安全法の技術基準を満たす電気柵電源装置)を使用すること
  • 上記の場合において、公道沿いなどの人が容易に立ち入る場所に施設する場合は、危険防止のために、15ミリアンペア以上の電源が起こったときに0.1秒以内に電気を遮断する漏電遮断器を施設すること
  • 設置後は、柵線が切れていないか、柵線が草や支柱、地面に触れていないかなど漏電の点検を定期的に行うこと

防護柵設置の注意事項 正しい設置を知ることで農地が守られます!

  • 柵の近くに潜み場を作らない(伐採する)
  • 電気柵は、24時間365日通電(特に収穫後からの通電が大事)
  • 電気柵の電線の高さは地面から3段目までは20cm感覚の高さ(4段目以降は30cm間隔)
  • 電気柵は、コンクリートやアスファルトで舗装した道路の近くに設置しない(電気がうまく流れず効果がない)
  • 田んぼは、稲刈り後こそが柵設置のスタート
  • 田んぼの畦草刈りは9月まで!(稲刈り後に畦草刈りをすると柔らかい春草が冬場に生え、冬を越すための貴重なエサとなり個体数が増える原因となるため、冬場は枯草状態にする)

この記事に関するお問い合わせ先


さつま町役場 農林課 農政係

〒895-1803
鹿児島県薩摩郡さつま町宮之城屋地1565番地2
電話番号:0996-24-8942
ファックス:0996-52-3514
メールフォームによるお問い合わせ