天然記念物

更新日:2023年03月22日

県指定文化財

2.カワゴケソウ科(昭和29年3月指定)

カワゴケソウの写真

カワゴケソウは、川内川と久富木川、穴川の瀬の中にある石や岩に生息している水中の多年草の植物です。昭和2年に山崎出身で、当時の京都帝国大学の今村駿一郎博士が久富木川で発見し、日本ではじめて紹介しました。カワゴケソウは、もともと亜熱帯地方の河川に生息しており、日本では鹿児島県と宮崎県にだけあるようです。急流ほどよく生息し、水の中で開花し実を結ぶ珍しい植物です。

町指定文化財

30.竹林寺跡の銀杏(昭和47年2月指定)

竹林寺跡の銀杏の写真

南方神社の境内にあります。根回りは約8メートル、樹高30メートルほどあり、樹勢もよく、枝葉も繁り、根元から数本の若木も出ています。樹齢400年以上と推定、町内屈指の大樹です。竹林寺は、祁答院氏の支配に入る頃(1420)に開山されています。

43.鶴田のイチイガシ(昭和62年12月指定)

鶴田のイチイガシの写真

樹齢300年以上と推定され、根回り3.5メートル、樹高25メートルほどの巨木です。イチイガシは、川内川流域が適地といわれ、固いので船の櫓・なたや鎌の柄などに使われています。

65.稲富神社古木群(平成14年6月指定)

稲富神社古木群の写真

稲富神社は寛永9年(1669)の創建と推定され、求名村の村社として尊崇されてきました。この境内には、創建当時のものと思われる推定樹齢320年の古木3本のほか、推定樹齢200年近くの2本が現存しています。

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