宮之城文化センター

町では、宮之城文化センターの老朽化等に伴い、令和4年度に文化施設整備委員会を設置いたしました。検討の結果、「大規模改修が望ましい」との答申をいただき、これを受けて施設の大規模改修事業の具体化に向けて検討を重ねてまいりましたが、このたび総合的な判断により、事業を断念することといたしました。

決定にあたっては、実施した地質調査等の結果に加え、建設コストの上昇、将来の人口減少に伴う施設需要の変化などを慎重に考慮いたしました。限られた財源を次世代へ責任を持って引き継ぐための決断であることをご理解いただきたいと思います。

今後は、鶴田中央公民館や薩摩農村環境改善センターなどの既存施設の適切な維持管理に努め、町全体の公共施設の最適な配置・運用について改めて検討を進めてまいります。

■ 経緯の概要

令和5年度： 文化施設整備委員会より「大規模改修が適当」との意見をいただき計画 着手

令和6年度： 町議会の意見を踏まえ、建物の根幹となる「杭」や「地盤」の安全性を確かめる専門調査を実施

令和7年度： 調査結果をもとに専門家（大学・設計事務所）の知見を交え、安全性とコスト、将来性を再検証

結果： 調査で判明した物理的状況や経済情勢から、当初計画の継続は困難と判断

1．薩摩農村環境改善センター

住所：さつま町求名12753番地3

電話：0996-57-0970

収容：557席（電動375席 移動182席）

2．鶴田中央公民館 

住所：さつま町神子666番地1

電話：0996-59-2022

収容：446席（固定319席 移動127席）

※施設により音響・照明・吊り物等の仕様が異なりますので、詳細については事前に確認をお願いします。