令和6年度緊急消防援助隊九州ブロック合同訓練

令和6年11月16日、17日に緊急消防援助隊九州ブロック合同訓練が長崎県で実施され、さつま町消防本部の消火小隊1隊(4名)が訓練に参加しました。
この訓練は、大規模災害が発生した際に、迅速に連携して活動できることを目的として開催され、九州の各県大隊が協力して訓練を実施しました。

鹿児島県大隊 隊員集合の様子 ※写真をクリックすると消防写真館(その他の写真へ)
訓練日時:令和6年11月16日(土曜日)~11月17日(日曜日)
進出場所:長崎県東彼杵郡川棚町
さつま町消防本部 消火小隊 4名
11月16日 6時40分 北薩ブロックの集結場所(出水市消防本部)へ向け出発
11月17日 19時5分 人員車両資機材異常なく無事帰署
実施した訓練内容
・部隊進出訓練
鹿児島県(応援県)から長崎県(受援県)までを、鹿児島県大隊として進出する訓練
通常の部隊進出は陸路が主となるが、北海道や沖縄県、離島、孤立地域など陸路での進出が困難な場合があると想定し、本訓練は陸路と海路に分散した部隊進出を実施
※さつま町消防本部消火小隊は海路で進出(長洲港から有明フェリーで進出)

海路進出の港で待機中の車両

鹿児島県隊の車両
・部隊運用訓練
メイン会場で7項目の訓練想定があり、鹿児島県大隊は「横転列車多数傷病者救出訓練」を実施
※大雨と地震により土砂崩れが発生し線路内に流入。走行中の列車が脱線及び横転し、列車内に多数の要救助者が取り残されている想定

(ブルーシート部分が列車)

(さつま町消防本部の隊員 ※オレンジ雨衣)
さつま町消防本部消火小隊は、鹿児島県内の消防本部と協力して負傷者の救助、処置、搬送を行いました。
・野営訓練
後方支援隊活動訓練(宿営テント展張、給食訓練など)、野営訓練


実践的な本訓練を通じ、隊員個々の知識・技術の向上の必要性及び、他本部との連携、活動時の安全管理を再確認することが出来ました。
今後も、いつ起こるか分からない災害に備えるとともに、さつま町民の安全・安心のために日々の訓練に努めてまいります。
この記事に関するお問い合わせ先
さつま町消防本部 警防課 警防係
〒895-1816
鹿児島県薩摩郡さつま町時吉366番地
電話番号:0996-52-0119
ファックス:0996-53-0119
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更新日:2024年11月20日