町営住宅を活用した救助活動訓練を実施しました

更新日:2025年08月12日

さつま町消防本部では、令和7年8月4日、鹿児島県警察本部機動隊と合同で、解体予定の町営住宅を活用した救助活動訓練を実施しました。

この訓練は、消防と機動隊が合同で訓練を行うことで連携と技術の共有、災害現場での対応能力の向上を目的として実施したものです。

消防と機動隊計37名の隊員が参加し、保有する破壊器具を使用しブリーチング訓練を実施しました。

※ブリーチングとは、倒壊した建物内に閉じ込められた要救助者を捜索・救出をするために、鉄筋コンクリートの壁や床に穴を開けて進入路を確保する破砕技術で、倒壊建物の救助活動においてブリーチング技術は重要な役割を果たします。

倒壊建物からの人命救出は時間との戦いでもあり、両組織が協力し効率的な救助活動の展開が求められるため、実際の建物を活用した訓練は大変貴重な経験となりました。

今後も、実践的な訓練を継続し、災害対応能力の向上に努めてまいります。

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