焼酎の仕込み(令和3年9月21日掲載)

更新日:2024年06月05日

町内にある3つの蔵元では、毎年9月ごろになると焼酎の仕込み作業が本格化し、蒸留所の近くを通ると甘く豊かな香りが漂います。各社、杜氏をはじめ職人が理想の味を求めて焼酎造りを行っています。新酒が出来上がるこの時期、それぞれの焼酎を飲み比べてはいかがでしょうか。

今回、小牧醸造株式会社の仕込み作業を撮影させていただきました。

撮影の際はマスクをとっていただきました

施設の中で集まって話をする男性たちの写真

朝礼で当日の工程を確認。

機械で運ばれた芋を板に乗せて芋切りをする作業者たちの写真

不要な部分を取り除き大きさを切り揃える「芋切り」。

原料となる黄金千貫を熟練の手さばきで処理していく。

鍋に入れられた芋の写真

切られたサツマイモは加熱後に冷却。

黄金千貫は糖度は低めだがデンプンが多く、焼酎造りに適する。

麹を棒でかき回す男性の写真

温度管理ができる三角だなで米にかけた麹菌を繁殖させる「製麹」。

男性2人が棒で混ぜている「2次掛け」の写真

1次もろみとサツマイモを混ぜる「2次掛け」。2次もろみができる。

甕で寝かされているもろみの写真
寝かされているもろみを確認する男性の写真

2次もろみは8日間ほど寝かされた後に蒸留される。

途中、温度を測りこまめにもろみの状態を確認。

棒でもろみを混ぜている男性の写真

もろみを撹拌する「櫂入れ」。

蒸留された焼酎の原酒が甕へ流れ落ちている写真

2次もろみが蒸留され焼酎の原酒が出てくる。

1日に1升瓶換算で約700本ほど生産。

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