焼酎の仕込み(令和3年9月21日掲載)
町内にある3つの蔵元では、毎年9月ごろになると焼酎の仕込み作業が本格化し、蒸留所の近くを通ると甘く豊かな香りが漂います。各社、杜氏をはじめ職人が理想の味を求めて焼酎造りを行っています。新酒が出来上がるこの時期、それぞれの焼酎を飲み比べてはいかがでしょうか。
今回、小牧醸造株式会社の仕込み作業を撮影させていただきました。
撮影の際はマスクをとっていただきました

朝礼で当日の工程を確認。

不要な部分を取り除き大きさを切り揃える「芋切り」。
原料となる黄金千貫を熟練の手さばきで処理していく。

切られたサツマイモは加熱後に冷却。
黄金千貫は糖度は低めだがデンプンが多く、焼酎造りに適する。

温度管理ができる三角だなで米にかけた麹菌を繁殖させる「製麹」。

1次もろみとサツマイモを混ぜる「2次掛け」。2次もろみができる。


2次もろみは8日間ほど寝かされた後に蒸留される。
途中、温度を測りこまめにもろみの状態を確認。

もろみを撹拌する「櫂入れ」。

2次もろみが蒸留され焼酎の原酒が出てくる。
1日に1升瓶換算で約700本ほど生産。
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更新日:2024年06月05日